永代供養の仕方

納骨堂での永代供養の仕方

永代供養納骨堂での供養の仕方

 公営墓地では、納骨堂を使用しても供養はされないことがほとんどです。
その分費用は安くなっていますが、供養を希望する場合には寺院墓地や民営墓地の永代供養納骨堂を選択したほうが良いでしょう。
それでは、永代供養納骨堂で行われている供養とは、どういったものでしょうか。
その供養の仕方は墓地によってさまざまです。
毎日回向して供養される納骨堂もありますが、中には一年に一度だけ納骨堂に納められている遺骨の全てに関して、合同で法要が営まれるケースもあります。
一番一般的なケースとしては、春と秋のお彼岸、そしてお盆の年に3回供養を行うところが多いようです。
 合同供養を行う場合には、合葬や合祀後と同じように、寺院による刻字に基づいて供養が行われます。
また、納骨堂へ遺骨を安置した際の、お参り方法について疑問に思っている人も多いようです。
通常のお墓であれば、いつでもお墓へ足を運んで、お墓の前で手を合わせることができます。
しかし、主に屋内に設置されている設備では色々な制約もありますので、お参りについても事前に確認しておいた方が良いでしょう。
例えば、多くの遺骨を安置するための設備では個別のスペースが設けられていません。
ロッカー式の設備を利用した永代供養であったとしても、たくさんの個室が並んでいます。
そのため、お供えの食べ物やお水の持ち込み、さらに線香の使用などが禁じられている設備がほとんどです。
さらにお参りの受付時間に関しても、永代供養納に使用される遺骨の安置場所では制限が設けられていることがほとんどです。
どういった時間にお参りが可能なのか、必ず確認しておきましょう。
お参りの際には、まず受付にてお参りの申し込みを行います。
ロッカー式永代供養納骨堂の場合には、遺骨をロッカーから出してもらう必要があります。
仏壇型や棚型なら、共有の遺骨安置スペースで参拝を行うか、または参拝専用の別室へ遺骨を運んでもらうこととなります。
 特に共有の遺骨安置スペースで参拝を行う場合には、遺骨保存の点から水気の持ち込みが禁止されているケースが多くなっています。
そのため、お花を供えることもできないと思っておいた方が良いでしょう。
お墓のように手入れを行ったり、仏壇のように自宅にスペースを設けたりする必要がない分、永代供養は利便性が高いと言えるでしょう。
しかし、参拝に関して言えば制約が多くなってしまいますので、そのあたりは申し込み前に検討しておきましょう。

永代供養納骨堂に関するお問合せは下記にて承ります。
真言宗成田山国分寺
住所  :〒980–0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33-2
電話番号:022–225–8640
FAX :022–225–8655